東京国際ブックフェアを見学
7月第17回東京国際ブックフェアが開かれ、初日ノンフィンクション作家、佐野眞一氏の基調講演を聴く、タイトルは「グーテンベルグの時代は終わったのか」で総勢1500人の参加がありました。(活版技術を発明したグーテンベルグ、印刷技術は羅針盤、火薬とともに「ルネサンス三大発明」の一つにあげられる。)
紙媒体から電子媒体に変わりつつある出版業界、紙は決して無くならないが電子の良さを話しながら、いずれ電子媒体に変わる物がでてつくると話されていた。
また、宮本常一と渋沢敬三の人間の生き方も話されたのが印象に残りました。渋沢敬三は日本銀行を開設した渋沢栄一の孫にあたり息子の死後、栄一は羽織袴の正装で頭を床に擦り付けて第一銀行を継ぐよう敬三にひたすらお願いしたそうです。終戦後公職追放になり、その後蔵相として自ら創設した財産税のため三田の自邸を物納したそうです。
私の父も公職追放となり美術の教員を志していたが断念、東京で五家宝売りのバイトをしながら読売新聞の社員として定年まで働いていました。
基調講演後、VIPのためのレセプションパーティーに出席して昼から一杯、昼のビールは酔いが早いようで2時間ほど千鳥足で出展会場を回る。
サウジアラビア国の展示ブースはアラビアンナイトを彷彿するような絨毯が敷きつめられたテントでエキゾチックな感じがした。帰りにドライフルーツ(ナツメヤシの実)をいただきき食べてみるとこれがなんと美味!!
今回はコンパクトカメラをわすれたので、急遽携帯カメラで撮影しています。