ぞくっとするような天沼神社側を流れる見沼用水

さいたま市見沼用水沿いにある全国にある熊野神社の一つ。
紀州の熊野大社の分霊を祀った「天沼神社」、明治41年に現在の天沼神社に改称。

信心深い近所の方が早朝より参拝(二拝二拍一拝)。境内は大きな欅の木があり、夏場は過ごしやすいが、蚊に悩まされます。
実は神社に隣接している天沼大日堂の話ですが幼少の頃、今から約50年前なりますが、大日堂に面して流れる見沼用水、そこには大きな樫の木がありました。
雨が降ると幽霊があらわれるような雰囲気で子供ころは実に怖かったお寺。そこから身をなげ死んだ人がいて、誘われように同じ場所で身を投げる方が多くなり、不思議に思ったお寺の方が木の当たりを掘ってしらべてみると、なんと板石塔数枚が埋まっていたそうです。今で言う心霊スポット。

亡父とお寺の方が親しく、元山形新聞赤湯支店の兄に調査を依頼したら、なんと歴史ある板石塔とわかったそうです。現在はさいたま市の文化財になっています。
なお、大日堂側を流れる見沼用水にまつわる怖い話はあります!!一度雨上がりの夜に足を運んでください。