江戸名物七味とうがらし

とうがらしに胡麻、陳皮(ちんぴ)、けし、菜種、麻の実、山椒、を砕いて混ぜたもので、その他芥子、紫蘇、青のり、生姜とも混ぜたもので市販売りしているとうがらしもある。江戸名物七味とうがらし売りの口上はお客さんにとうがらしに混ぜるものを聞き、混ぜ合わせながら話す。

唐辛子の名店というのは日本全国どこへ行ってもございます。皆様方がよくご存知なのは、京都は東山、三年坂を下って参りますと、角に「七味屋さん」というのがね、古い京都を物語るように山椒の粉が勝ってひとつ、たいへんすばらしい出来上がりこれが京都名物の唐辛子・・・・・とかなり長く続くようです。